アシックス ターサージール6 軽さ・クッション性 バランスのよいランニングシューズ
大会本番用として使用しています、アシックスのランニングシューズ、ターサージール6。
大人気のアシックスのシューズですね、マラソン大会で足元を見ると、多くの人が履いています。
200グラムを切る軽さで、踵に程よいクッション性があり、バランスがとてもいいシューズだと思います。
今年、10キロ、ハーフ、フルマラソンの3つの大会で履きましたので、使用感について書きたいと思います。
薄すぎず厚すぎないバランスのよいソール
軽いシューズは基本、ソールが薄くなっています。
ソールの薄いシューズは、地面の反発を受け裸足で走るような感覚で走れますが、その反面、着地衝撃をかなり受けますので、脚ができていないと故障の原因にもなります。
ターサージール6は、200グラムを切る軽量のシューズの中では、踵のソールが厚めになっています。
ソール素材も柔らかく、走っていてもそのクッション性を感じられます。
フルマラソンで、少しでもタイムを縮めたいから軽いシューズを履きたい、でも、ソールが薄すぎると42キロでは脚がもたない、そんな悩みをうまい具合に解決してくれる、バランスのよいシューズだと思います。
アウトソールの耐久は低め、普段練習用には向かない
ターサージール6にも、軽いシューズ特有の、ラバー部分が存在します。
どうしても、ラバー部分は耐久性がなく、すぐに剥がれてしまいます。
普段のジョグ、練習用で履いているとすぐにダメになるでしょう。
本番用、もしくは大事なスピード練習用のシューズとして持っておいた方がいいと思います。
コストパフォーマンス的にも、練習用には向きません。
フラットな着地感
踵にクッション性を感じますが、つま先の方はラバーとなっており、地面を掴む感覚が得られ、フラットな着地感となっています。
自分の走り方を邪魔されない自然なシューズです。
ただ、アディダスのブーストシリーズやナイキなど、底が厚めのシューズを履いた後だと違和感があるかもしれません。
アディダスのアディゼロ匠戦シリーズは、つま先にブースト素材が入っているため、薄底シューズの中でもつま先にクッション性を感じます。
その感覚とターサージールの感覚は結構違うので、違和感がある方もいるかもしれません。
ただ、良くも悪くも、地面を掴む感覚を足底に感じられます。
まとめ
自分の走力があがり、シューズも少しずつ攻めたいという方へ、おすすめできるシューズです。
薄すぎないので脚にも優しいシューズです。
他の選択肢として悩むのは、ニューバランスのhanzo v2 R か、アディゼロ匠練ブーストといったところですかね。
ただ、匠練ブーストはもう販売がなくなっちゃいましたね。
何はともあれ、ターサージールシリーズはこれからも根強いファンが多いシューズだと思います。