根性って存在するのか。私が思う根性の正体
きついとき、努力が必要なとき、大きな壁を乗り越えるとき、「気合いで乗り越えろ。」なんて言うと、でた根性論、と今の時代では馬鹿にされるでしょう。
でも、スポーツの現場に限らず、皆さんそれぞれ、ここぞって時に限界以上に頑張れた場面、あったんじゃないでしょうか?
受験、就活、その他人生において大事な場面で、人それぞれ根性を出してきたと思います。
そう考えると、根性って間違いなく存在しますよね。
根性論だけでは時代遅れですが、自分が力を発揮するとき、根性は必要で、根性と上手く付き合わなければなりません。
そんな、根性、って一体なんなんだろう、それを少し考えてみました。
根性=心のスタミナ
マラソン後半で脚が動かなくなったとき、そこからゴールまで、気持ちだけで頑張って走ると思います。
それはまさしく根性と言えると思いますが、どれだけ根性があっても、脚が動かなくなる前のスピードを保ってゴールする事は不可能ですよね。
人間の身体には限界があります、自分に備わった速度以上の速度は出ませんし、持ってるだけのスタミナ分でしか走れません、身体に蓄えられたエネルギー量に限界があるので当然です。
体力には限界がある中で、根性とはなんだろう。
それは、「頑張ろうと思えるポジティブな気持ち」「頑張ろうと思える心のスタミナ」だと思いました。
きつい時、諦めたっていいんです、マラソン後半で脚が動かなくなったら、そこでやめてしまってもいいんです。
でも、そこから「頑張ろう」と思える心こそが根性だと思います。
結局、気持ちの問題か、と思うかもしれませんが、「気持ち」というのは「人間の脳」のことです。
皆、日々の生活でストレスを感じています、その疲れは、体だけでなく心にも影響します、心の疲れというのは脳の疲れのことです。
心の状態=脳の疲労状態
精神的なストレスというのは脳が感じていること。
なんか今日は頑張れない、やる気が出ない、もうこのくらいでやめておこう、だるい、などの気持ちは脳が発しているもので、脳が疲れているからです。
マラソン後半脚が動かなくなった状態で、完走まで頑張ろう と思えるか、きついからここでやめておこう、となるかは、簡単にいうとやる気次第で、脳次第ということになります。
誰だって、調子がいい時もあれば悪い時もあります。
イマイチ頑張れない日があれば、疲れを忘れて頑張れる日もあります。
不調な時は脳が疲れているとき。その時にいかに脳を休ませることができるか。
脳をリフレッシュさせて、やる気を取り戻すこと、それが根性をだすことに繋がります。
参考雑誌〜mark「明日のための本当の休息」
ここで、ひとつの雑誌を紹介します。
マラソンで日本記録を出した大迫傑選手の記事も載ってる、おすすめの雑誌です。
この雑誌の記事には、疲れを取るため、積極的な「明日のための本当の休息」について書かれています。
私が言った、脳疲労についてもです。
ただ休むだけでは得られない、積極的な休息。
大迫傑選手や青山学院大学駅伝部、トランスジャパンアルプスレース出場選手等のコラムもあり、様々な疲労に向き合っている雑誌です。
私も、この記事を見てくださってる皆さまも、ひとりひとり違う疲労を感じているはずです。
その疲労回復のヒントとなるものが、この雑誌から見つかるかもしれません。
根性を出すために。
脳疲労の回復法は沢山あります、ここに書ききれませんし、私も詳しくわかるわけでもありません。いつかまとめて別記事で投稿しようとは思います。
でも、基本的な事は、
食事 睡眠 運動
です。
暴飲暴食しないこと、栄養のあるものを食べること、睡眠時間を確保して、なるべく同じ時間に寝て同じ時間に起きること、適度な運動をすることです。
それでも、社会に振り回されて、脳は疲れますよね。
だから、頭を空っぽにすること。
瞑想や、頭を空にして走るマインドフルネスランニング、ヨガなど。
当たり前のことを書きますが、規則的な生活を送ることですね。
自律神経を整える事が大事です。
私も試行錯誤中です。
疲労と上手く付き合い、上手く解消していき、根性を発揮したいです。
マラソン2時間30分を目指して。