メタレーサー、レビューまとめ。ネットに広がるレビューをまとめてみた。
メタレーサー、レビューまとめ
私はアシックスのメタレーサーを持ってもいませんし履いてもいません。でも、どんな評価を受けているのか気になり、レビューを漁ってました。どうせならレビューをまとめようと思いこの記事を書くに至ります。
参考にしたのは、メタレーサーを履いた感想のブログ、YouTube、ツイッター等の各種SNSです。どんな評価が多いのか、良い点悪い点合わせてまとめてみました。
- メタレーサー、レビューまとめ
- まず、メタレーサーってどんなシューズ?
- メタレーサーレビューまとめ
- 良い点、悪い点からみた個人的感想
- 弓状に固定されたガイドソールについて
- 個人的感想。メタレーサーは商戦で勝ちにきた?
- メタレーサー購入を検討していい人は?
まず、メタレーサーってどんなシューズ?
特徴を簡単に列挙すると、
・ アシックス初のカーボンプレート内蔵
・ 重量200g程度
・ 前足部が弓状に固定、足の回転を速める
・ ウェットグリップラバーで雨でもグリップ
・ 足馴染みの良いアッパー、エンジ二アードメッシュ
・ 爪先に小さな穴、シューズ内の熱を排出
といった特徴があります。
言葉だけではわかりませんが、上記特徴からみてみると、クセがなく安定性を高める工夫が施されたシューズ、という印象を受けます。
メタレーサーレビューまとめ
良い点
・ 足入れ感、フィット感がいい
・ かかとのホールド感がいい
・ アッパーが柔らかい
・ 軽い
・ 反発ではなく足の回転に生きる
(ピッチ走法向き)
・ 接地から離地がスムーズ
・ 濡れた地面でも滑らない
・ 疲れない
・ ヴェイパーフライより安い
悪い点
・ ヴェイパーフライと比べてレースで劣る
・ ヴェイパーフライより反発が劣る
・ ヴェイパーフライの方が軽い
・ ヴェイパーフライの方がソールが柔らかい
・ 爪先の反りが固定され、蹴るタイプの人には不向き(ストライド走法に不向き)
良い点、悪い点からみた個人的感想
どうしても比較対象がヴェイパーフライになるので、良い点も悪い点も「ヴェイパーフライと比べて。」という感想ばかりでした。
でも、それもそのはずで、カーボンプレート入りのシューズを、その他のシューズとは比べられませんしね。
多くのレビューで共通していたのは、
・ 速く走るならヴェイパーフライ
・ バネ感を感じるのはヴェイパーフライ
・ 履き心地はメタレーサー
・ 楽に走れるのはメタレーサー
・ メタレーサーはピッチ走法向け
この点になります。
ですので、ヴェイパーフライが脚に合うし、フルマラソンを走るにしてもヴェイパーフライで問題なければ、特にメタレーサーを意識する必要はないのではないでしょうか。
弓状に固定されたガイドソールについて
弓状に固定されたガイドソールについては、
・ 足離れに特化している
・ 楽に足の回転が上がる
といった好印象のレビューが多い中で、
・ 強制的に足離れさせられる
・ クセがある
といったレビューもありました。
合う人合わない人がいる、で済ませればそれまでですが、ストライド走法や蹴る人にとっては合わないのではないでしょうか。
蹴る癖を無くしたいと思う人が、フォーム強制の意味で履くのもあるかもしれませんが、フォームの癖はなかなか治らないもの、結局、履きにくいという印象だけ残ってシューズの寿命が尽く可能性もありますよね。
個人的感想。メタレーサーは商戦で勝ちにきた?
自分で実際に履いてないので、人の話を聞いたのみでの私個人としての感想になります。ちょっと挑戦的な意見ですが、「上手いシューズを生み出した。」と思いました。
マラソン人口のなかで、サブスリー以上の方はほんの一握り。「勝負するならナイキのヴェイパーフライ」という意見が多い中で、マラソン人口の大部分の人は「ヴェイパーフライは敷居が高い」と感じている人も多いのではないでしょうか。
そしてナイキは、
マラソンの勝負シューズはカーボン内蔵シューズ
と情勢を作り上げました。
ですので、メタレーサーを、
・ 安定性に特化して番人向けへ
・ 値段をヴェイパーフライより安く設定
にすることで、「マラソン人口の大部分の人に合うカーボン入り勝負シューズ」として確立させ、アシックスシューズへの信頼感を得ることを目的としてるのではないかなと思いました。
実際、レビューを見ているうちに、私も欲しくなりました。私としては勝負シューズというよりはポイント練習用として、履いてみたいです(少し贅沢か)。
メタレーサー購入を検討していい人は?
メタレーサー購入を考えていいは人は、ヴェイパーフライが、
・ どうしても脚に合わない
・ フルマラソンを走るに耐えられない
・ 耐えられないこともないけど無理をする
・ 敷居が高い
・ 値段が少しでも安い方がいい
方向けだと思います。
前記したとおり、ヴェイパーフライでなにも問題なければそれでよし。どうしても合わない人の選択肢としての位置付けだと思います。
でもそれが大事で、これだけ多くのレビューで「番人向け」と言われてますので、履きやすい靴に間違い無いのでしょう。
これから益々、カーボン入りシューズが発売される予定。ランニングシューズの情勢がまた変わってきて、楽しみが増えてきますね。